やすぎどじょう
どじょうの習性
- 泥の多い場所を好む。
- 神経質、環境の変化に敏感 ⇒ 集団移動、隠れる、逃げる、夜行性。
- 水底に棲む、泥にもぐる、止水を好む。
- 活動の時期は、4月〜10月(水温15℃〜30℃、適温25℃〜27℃)
- 腸呼吸運動 ⇒ 食後の一服、酸素補給
- 酸素量が豊富であれば止水を好む⇒酸素消費量はうなぎの1.5〜2倍
- 適した環境 = 植物プランクトン(アオコ)が発生しやすい浅い水田
- 餌=ワムシ、ミジンコ、アカムシ、人工飼料
- 濁った水はドジョウが餌を食べ活動している証明
- 適したPH ⇒ PH6.7〜PH7.4
- ① 草(栄養塩類の吸収)・・・除草
② 鳥害(サギ類)・・・防鳥ネット、テープ等
③ 逃亡(水害)・・・土手を高くする、排水口の対策
④ 病害・・・傷が原因(カラムナスリ病、アカヒレ病、灰色カビ病)モノアラガイ、サギが原因(クリノストマム症)
養殖のポイント
- ドジョウの養殖3原則 ⇒殺さず、逃がさず、肥らせる。
- 過去の失敗と問題点(原因)
① 殺した ⇒ 病気、餌不足、外敵(鳥など)による食害
② 逃がした ⇒ 環境、ストレス、習性
③ 肥らない ⇒ 餌、ストレス
④ 取り上げが出来ない ⇒ 捕縛技術(時期と手法)