どじょう料理レシピ
●手軽につくれる「どじょう料理」レシピ
古来より「ウナギ一匹、ドジョウ一匹」と言われてきたように、ドジョウ一匹分の栄養価は、あのウナギ一匹分の栄養価に匹敵すると言われています。
ドジョウは、姿、形がグロテスクでヌメリが強いため、食わず嫌いの人の多い魚ですが、味も栄養価もウナギに劣りません。また、鉄分もホウレンソウより多く含み、貧血の人にはうってつけです。また、ビタミンB2はレバーに次いで豊富で、魚類ではトップです。ドジョウには、内臓を温め、体の水分を取り除き、解毒する作用があります。そのため、黄疸、糖尿病などでのどの渇く人、小便の出の悪い人に効果を発揮します。また、強制強壮作用を盛んにし、疲労回復や二日酔いなどに効果的です。
このように、ドジョウにはカルシウムをはじめとするミネラル類、ビタミン類、良質なタンパク質など、多くの栄養価が含まれています。
手軽につくれる栄養満点のドジョウ料理のいくつかを紹介します。ご家庭でぜひお試しください。
■どじょうの甘露煮
■材料(4人前)
ドジョウ | やや小さめのもの300g |
---|---|
酒 | 少々 |
砂糖 | 少々 |
しょうゆ | 少々 |
しょうが | 少々 |
サラダ油 |
■作り方
① あらかじめ泥を吐かせたドジョウを深い器に入れ、酒を注ぎ5分程度置く。
注)生産組合が販売するどじょうは泥吐きの必要はありません。
② ドジョウが動かなくなったら器から出し、170℃程度の油で素揚げする。
③ 酒、みりん、しょうゆ、砂糖で味をととのえ煮込む。(中火→弱火)
④ ある程度煮詰まったら、しょうがの千切りを入れ、弱火でことこと煮込む。
■ドジョウ汁
■材料(4人前)
ドジョウ | やや小さめのもの300g |
---|---|
サラダ油 | 少々 |
油揚げ | 1枚 |
さといも | 適量 |
ネギ | 少々 |
とうふ | 半丁 |
ささがきゴボウ | 適量 |
みそ | 少々 |
調味料 | 少々 |
酒 | 少々 |
■作り方
① あらかじめ泥を吐かせたドジョウを深い器に入れ、酒を注ぎ5分程度置く。
注)生産組合が販売するどじょうは泥吐きの必要はありません。
② なべにサラダ油を入れ、ドジョウをいためる。
③ 少しこげ目がつく程度に火が通ったら、里芋、ささがきゴボウを入れ、火を加える。
④ とうふ、油揚げを入れ、酒と調味料を加える。
⑤ みそをといて味を調え、最後にネギを入れる。
■どじょうの柳川なべ
■材料(4人前)
ドジョウ | 大きめのドジョウ20匹 |
---|---|
ささがきゴボウ | 少々 |
みりん | 少々 |
しょうゆ | 少々 |
砂糖 | 少々 |
卵 | 4個 |
ネギ | 少々 |
だし昆布 |
■作り方
① あらかじめ泥を吐かせたドジョウを深い器に入れ、酒を注ぎ5分程度置く。
注)生産組合が販売するどじょうは泥吐きの必要はありません。
② カッターで背骨にそってドジョウを開く。中骨に頭のところで切れ目を入れ、尾の方まで中身を切り離す。
(小〜中サイズのドジョウは、背開きにせずそのまま使って下さい。)
③ ドジョウに薄く塩をふり、フライパンに油をひいて両面を焼く。
④ 鍋に水600ccの水と昆布を入れ火にかける。
昆布は沸騰する直前にあげ、ゴボウを入れる。ゴボウが煮えたらしょうゆで味をつける。
⑤ 焼いたドジョウを入れて煮たたせ、みりんと、砂糖で味をととのえ、卵とネギを添える。
■どじょうの唐揚げ
■材料(4人前)
ドジョウ | やや小さめのもの300g |
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塩 | 少々 |
コショウ | 少々 |
かたくり粉 | 少々 |
酒 | 少々 |
天ぷら油 |
■作り方
① あらかじめ泥を吐かせたドジョウを深い器に入れ、酒を注ぎ5分程度置く。
注)生産組合が販売するどじょうは泥吐きの必要はありません。
② ドジョウの水分をふきとり、塩、コショウ、かたくり粉の順にまぶす。
③ 約180℃の油で約4分間揚げる。